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日本の最高裁判所とイギリスの最高裁判所の違いとは?

衆議院議員選挙が告示され,合わせて最高裁裁判官の国民審査も告示されました。日本の最高裁判所というと,なかなか近寄りがたい雰囲気のある場所で,我々のような一般人が見学しようと思っても事前申告制となっております。


 近寄りがたい雰囲気だから,というわけではありませんが,個々の最高裁判所の裁判官がどのような人物なのかは,弁護士もあまり意識しておらず(有名な教授や有名な弁護士が最高裁判所裁判官になっているとちょっと違いますが),友人などから「最高裁の裁判官の審査どうすればいいの」と聞かれても答えに窮してしまうのが実際です。

 他方,イギリスロンドンにある英国最高裁は非常に開放的で,当然事前予約なく中に入ることができ,開廷中であればもちろん傍聴は自由で,使われていない法廷は自由に見学でき,写真撮影も可能です(ロンドンにある第1審裁判所(日本で言う地方裁判所)は内部撮影禁止です)。地下には一般人向けのカフェテリアもありますし,最高裁のグッズも販売されております。


 イギリスの裁判というと,どうしてもカツラをかぶった人々が威圧的に裁判をしているイメージがありますが,こと民事裁判においては,当事者と同じ高さの位置で,当事者と積極的に議論をします。弁護士からすると,名だたる有名な判事と丁々発止の議論をしなければならず,それをテレビ中継されてしまうという,想像するだけで神経がすり減る場所となっております。


 実はこの最高裁判所はウエストミンスター寺院やビッグベンの近くにあり,観光のついでに寄りやすい場所にあります。興味のある方は是非寄ってみてください!

 

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