2025.8.10 相続・遺言
相続の基本|相続の方法にはどのようなものがありますか?
相続の方法には、「単純承認」(民法920条)、「相続放棄」(民法938条)、「限定承認」(民法922条)の3種類があります。簡単に説明すると、単純承認はプラスもマイナスもすべての財産を相続することです。相続放棄は、一切の財産を相続しないことです。そして、限定承認は、相続した財産の範囲内で借金や負債を返済することを指します。
【補足】
限定承認は、相続人全員が共同で申し立てる必要があります(一部の放棄は認められません)。単純承認は、借金が財産を上回る場合でも、すべての債務を引き継ぐリスクがあるため注意が必要です。