2021.10.15 交通事故
後遺障害14級でも提示224万円から430万円で示談成立し190%増額できた事案
事例まとめ
案件概要
赤信号を無視して進入してきた車に衝突された。後遺症の痛みで就労が出来ず退職し、保険会社から224万円が提示された。交渉を重ねた結果、430万円で示談成立し190%増額に成功した。
相談時
赤信号を無視して進入してきた車に衝突され,右腕の右尺骨骨折、左下腿の左腓骨骨折、骨盤の両恥骨骨折,尾骨骨折を受傷した。
後遺障害は骨盤骨折後の骨盤部痛と腰痛が認定された(14級)。保険会社から224万円が提示されたが妥当な額か弁護士に相談しようと思っていた。
当事務所の活動と解決
相談者は工場勤務の男性です。事故による腰痛・臀部痛のため就労が出来ず休職をしたが休職期間を過ぎても復職できないため退職するしかなかった。
後遺障害14級でもむち打ち症の後遺障害ではないこと,退職を余儀なくされたことから保険会社に492万円を請求した。判例も数件示して交渉を重ねた結果、430万円で示談成立し190%増額に成功した。
担当弁護士コメント
むち打ち症の後遺障害でない場合は,労働能力喪失期間(後遺障害によって収入が減少するとみなされる期間)が長期に認められる場合があります。いずれにしても後遺障害がある場合は交通事故に詳しい弁護士に相談してください。